氏名 : 原 吉之介 (281467152)
所属 : 張研
題目 : 構造解析に現れる連立1次方程式に対する高速化
概要 :
建築物の構造解析をする際,平板のせん断や屈曲などといった物理現象を考え,偏微
分方程式に定式化する.この方程式は有限要素法を用い離散化することで,大規模な
連立1次方程式に帰着される.本研究で扱う係数行列の特徴として,大規模疎行列で
あること正定値対称性が挙げられる.そのため,本研究では反復解法の中でも,共役
勾配法を用いる.多くの場合,収束性が向上するように,解くべき連立1次方程式に
前処理という変換を加える.本研究では,問題に適した前処理を施すことを目的とす
る.
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