氏名 : 吉川大樹 (281167320)
所属 : 美宅研
題目 : バクテリオロドプシンとバクテリオオプシンの混在する膜表面の原子間力顕微鏡
を用いた隆起解析
概要 :
バクテリオロドプシンは典型的な膜タンパク質で高度好塩菌の細胞膜中に存在す
る。紫膜の原子間力顕微鏡観察を低分解能で行うと、細胞質側表面においていく
つかの隆起した部分(Bumps)が見られる。
Bumpsを形成する要因については不明であるが、Bumpsの形成要因をバクテリオロ
ドプシンの構造によるもの仮定した。
今回、紫膜中にあるバクテリオロドプシンの一部をそのアポタンパク質であるバ
クテリオオプシンに変化させた。これにより所々バクテリオロドプシンの構造が
変わる。その膜表面をBumpsに注目して原子間力顕微鏡観察した。
実験結果から得られたデータを用いて、Bumpsの高さと幅の解析を行い、Bumpsの
曲率を求め、Bumpsの変化についてまとめた。
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